大量生産、大量消費の時代を終わらせる! 持続可能なコーヒー栽培で革命を起こす

大量生産、大量消費の時代を終わらせる! 持続可能なコーヒー栽培で革命を起こす

3年かけて味わうコーヒー|植樹を通じて、ヒトと地域にミライ豊かな発展を届けたい

【はじめに】『BIKAS COFFEE VILLAGE』へようこそ


こんにちは、はじめまして!BIKAS COFFEE(ビカスコーヒー)です!BIKAS COFFEEの産地であるネパール・ハルパン村に、支援者の名前が付いたコーヒーの木を植樹する取り組みです。実になるまでの3年。大量消費されやすいコーヒーにおける、新しい消費スタイルを提案。持続的かつ再生的な生産を確立させ、ヒト・地域・社会に「発展」を届けていくプロジェクトです。


【コーヒーの2050年問題】地球温暖化による生産量の減少


世界中で多くの人に親しまれているコーヒーですが、現在、ある問題に直面しています。それは、「地球温暖化による生産量の減少」です。気温や湿度の上昇により、さび病というコーヒーにとって深刻な病気が発生しやすくなり、収穫量の減少や品質低下を招きます。さび病の被害が拡大することで、コーヒー生産から撤退する生産者も多くなることが予想され、2050年にはアラビカ種の栽培地が約50%も減少するとも言われています。



少し歩けば簡単に手にいれることのできるコーヒー


それは人々の生活を豊かにしてきました。便利で活気のある生活を手に入れた私たちでしたが、その反面街には必要以上のコーヒーで溢れかえり、結果として農家や環境への負荷が大きくかかりました。もちろんコーヒービジネスで救えた世界もたくさんあると思います。ですが、それはほんの一時的な効果だと思っています。

そんな危機的な状況にあるコーヒーにおいて、新しい生産・消費スタイルを提案するアイディアが、ネパール・ハルパン村の農業と生活に隠されています。



【森をつくる農法アグロフォレストリー】持続的な生産と消費を促すハルパン村のコーヒーの育て方


通常、コーヒーの一大産地では、土地を確保するために大規模な森林伐採が行われています。いかにして効率よくコーヒーを生産するかを第一に考えた結果、重機械での大量栽培、森林伐採が手段となり、環境破壊が起きているのが現状です。

一方、私たちが仕入れているハルパン村のコーヒーの木は野菜などを育てる畑と一緒に植えられたり、森の中に植えられたりしています。これらの方法は「アグロフォレストリー」「混植(こんしょく)」と呼ばれ、お互いの作物の特性を活かしあった「森をつくる農法」と言われています。


ハルパン村ではコーヒー豆を「副業」のような感覚で栽培しているので、これまでの生活を無理に変えずに収入を上げ、収入源のリスク分散も可能になります。また、ハルパン村では森の中や樹木の下にコーヒーを植えることで、直射日光が苦手なコーヒーの木が成長しやすい環境を自然に生み出しています。環境を壊すことなく、それぞれの家で飼っている家畜の糞尿などを使った有機肥料を使い、環境にも、生産者にも消費者にとっても優しいコーヒー栽培を実現しています。

このハルパン村における農法に植樹が加わることで、持続的なコーヒーの生産と消費を促すためのエッセンスが存分に含まれていると私たちは考えております。



【2年連続!クラウドファンディング300%達成】ヒト・モノ・コトを「想い」と「時間」でつなぐコーヒー植樹


そんな考えを元に、2021年5月より植樹プロジェクトを始動してから、予想をはるかに超える反響を受け、テレビをはじめとする様々なメディアに取り上げられました。おかげさまで、これまで実施したクラウドファンディングでは、2年続けて初日に達成率100%に到達し、これまで258本のコーヒーの木を植えることができました。

<2021年実績>
総支援額:1,961,890円
達成率:392%
総支援者数:111人

<2022年実績>
総支援額:1,550,500円
達成率:310%
総支援者数:82人



木を植えるというアクションそのものが、地球温暖化やコーヒーの生産に関わる環境破壊に対する課題解決や豊かさの再生に貢献するだけではなく、消費者(支援者)の名前付きの木を植えることで、生産者も誰のために育てているのかが明確になり、単なるお金稼ぎではなく仕事に対する意義づくりとモチベーション向上にもつながったという現場の声もいただいています。


【達成率100%毎にシェードツリーを植樹】コーヒーを育てる環境維持と農家の収入安定を目指す


さらに今年は、コーヒーを育てる環境維持と農家に対してもコミットしていきます。

コーヒーの品質を高め、支援者にとっても苗木の成長を身近に感じていただけるよう、私たちの取り組みに賛同したコーヒー農家のグループ「BIKAS COFFEE VILLAGE Harpan(以下BCV Harpan)」を今年から結成いたします。

ハルパン村には○○名のコーヒー農家がいます。そんな中でも、ハルパン村のコーヒー農家の代表であるガンガ・ブジェールさんをグループリーダーに選任し、「もっとコーヒーを植えたい!」「農業レベルを向上させたい!」と熱く意気込む生産者○○組がBCV Harpanに参加してくれます。

ガンガさんは、「コーヒーが私たちと支援者をつなげたように、想いのあるコーヒーを育てて、皆さんとつながった先の未来をつくっていきたい」と語ってくれました。ヒトとヒトのつながりを大切に考えているガンガさんらしい想いです。


BCV Harpanに加入した農家には、コーヒー栽培における課題をヒアリングし、必要な農具を寄贈いたします。さらに、グループ内での意見交換、ノウハウの共有や、課題の解消など、生産者間で協力できるようにグループを活用していくことで、コーヒーの品質向上とハルパン村の繁栄も目指します。

また今回から、目標金額の達成率100%ごとに、コーヒーの木を育てるために必要なシェードツリーとなる「果物や野菜の木」をBCV Harpanに加入した農家の土地に植樹します。

コーヒーの木だけでなくヒトと森の発展を促すことで、持続的(サステナブル)かつ再生的(リジェネラティブ)なコーヒーの生産と消費を実現させ、コーヒーを育てる環境維持と農家さんの収入安定を目指します。



【理念で売るコーヒー】新しいGLOBALACTIONを開発し、すべてのヒトが社会に貢献できる経済社会をつくってゆく


「BIKAS」とはネパール語で「発展」という意味を持ちます。BIKAS COFFEEは、コーヒーを飲むという日常にある行動から、自分自身のなかにある「ありたい姿」への気づきをもたらし、日常から生活者をBIKAS(内発的発展)させていくことを使命としています。


東京・文京区とネパール・ポカラに実店舗を構えながら、これまで私たちの理念に共感した方々と様々な『GLOBALACTION(グローバルアクション)※』を開発してきました。そうした中で、徐々にBIKAS COFFEEを手にとっていただく機会が増え、ハルパン村の豆をより多くの方へ届けられていることに、喜びを感じております。

農家、生活者、地域に対して内発的な発展を促していく今回のプロジェクトも『GLOBALACTION』です。自分のミライの発展を願うことが、関わるヒト・地域・社会が発展していくことにつながっていくと信じています。

※『GLOBALACTION(グローバルアクション)』:個人価値をカタチにすることを通じて、経済・社会の価値も生み出し、社会を押し上げていくアクション


【想いを植えるコーヒー植樹】自分なりのGLOBALACTIONでプロジェクトを応援しよう!


BIKAS COFFEE VILLAGEに参加すると以下のリターンを得られます。

①植えたコーヒーの木に名前をつけることができる

自分の名前をつけるのもよし。3年後の自分に向けたメッセージでもよし。植えたコーヒーの木にオリジナルの名前をつけることができます。


②自分が植えた木から収穫されたコーヒーが3年後に届く

苗を植えてから実がなるまで約3年と言われています。3年後に収穫をしたコーヒーは植樹1本につき500gの豆をオーナーの元へお届けします。

また、植樹してから3年間、3ヶ月ごとにネパールのコーヒー農園からの成長レポートをお届けします。農園の様子やコーヒー農家さんの声などをお届けしながら、オーナーが植えたコーヒーの木が実を結ぶまで大切に育てます。


③共通の価値観を持つオーナーたちが集まるコミュニティへの招待

コーヒーの木を植えるということは、想いを植えるということ。結婚祝い、出産祝い、就職祝いなど、一本一本の植樹にはそれぞれのストーリーが詰っています。そんな多様なストーリーを持つ植樹オーナーのオンラインコミュニティへ招待いたします。共通の価値観を持つ人とつながりながら、新しい挑戦ができる、そんなあたたかくも刺激のあるコミュニティを目指します。



【おわりに】日常と社会に「ミライ豊かな」発展を届ける!


ここまで読み進めていただきありがとうございます。BIKAS COFFEEブランドマネージャーの菅勇輝です。

ちょうど3年前、BIKAS COFFEEは誕生しました。3年間、自分たちの理念だけを信じて突き進んできました。あの日植えた想いがスクスク成長し、3年の時を経て一つの実になりました。それも、これまで僕たちを信じ、一緒になって歩んでくれたファンやスタッフ、農家さんのおかげです。ありがとうございます。

これからも、地に足つけて、ハルパン村のアグロフォレストリーが持続的なコーヒーの提供と維持が実現できると気づかせ、このフォーマットがロールモデルとなって、様々な地域を発展させていけたらと思っています!

このプロジェクトを通じて、皆さまの日常にも、社会にも「ミライ豊かな」発展を届けることを約束します!応援のほどよろしくお願いします!